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猫の栄養学を学ぶ2つの理由


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世の中はとても便利になりました。

なにかを知りたければインターネットで検索すれば出てくるし

実に多くの人たちが情報発信をしてくれていますから

「こんな情報が欲しい」と思えば、簡単に手に入る時代です

猫の栄養学など学ばなくても総合栄養食と表示されたキャットフードだけで

猫を飼うこともできます

だから猫の栄養学など自分には必要ないと思うのかもしれません

餅は餅屋 のように専門的な部分は専門家に任せておけば大丈夫、

問題ないと思っている人は少なくないでしょう

 

では、なぜそのような中であえて猫の栄養学を学ぶのでしょうか?

 

その問いに答えるために質問を2つします。

 

> あなたは、検索で得た情報が絶対に正しいとどのように判断しますか?

> そもそも得た情報の真偽を確かめた上で活用していますか?

 

どうでしょう?

 

ネットや世間に広がる情報には役に立たない偽物も少なくありません

全てを疑う必要はありませんが、せめて猫の栄養学について真偽を判断できれば

情報に溺れて結局よく分からない、、、ようなことにはなりません。

そこが猫の栄養学をあえて学ぶ理由の一つです。

 

 

猫と暮らすうえでわたしが大切にしていることは

猫という動物をその存在のまま受け入れること

自然科学に基づき、観察などで得られた事実を曲げないこと、です。

 

要は、猫のあるがままを理解し、そこからブレない自分を確立することで

猫の本質に触れようとする試みです。

猫のあるがままを理解するときにもっとも役に立つのが、実は栄養学です。

科学の進歩により得られた栄養学の知識ですから、少し逆接的ではありますが

栄養学を理解することで猫の本質に気づくことができます。

 

少し話題は変わりますが、

ホリスティック(=全体の)という言葉が一般に浸透することで、

特に健康や病気に関して、部分や断片を見るのではなく全体をみることというのが

いかにも大切だという風潮になっています。

ものごとの全体を見ることの重要性は否定しません。

ただ、ホリスティックというのは、ただ全体をみれば良いということではなく

全体を作り上げている部分や断片が矛盾なく全体とバランスが取れているか

調和しているかどうか、それをみることが大切だと私は思っています。

 

このとき、部分や断片が矛盾なく全体と調和するかどうかを知るためには

部分や断片の知識がなければ、全体と調和しているかどうかを判断できません。

 

このことを、猫の栄養学で考えてみましょう。

猫に与えているキャットフードはいわばこの部分や断片のうちの一つです。

そしてそれが総合栄養食という大きなオブラートに包まれています。

このオブラートに包まれたフードが猫の心身(全体)と調和しているかどうか

バランスが取れているかどうか、あなたならどのように判断するでしょう?

 

オブラートの中身を知り、猫の栄養学と照らし合わすことができれば

そのキャットフードが猫の心身(全体)と調和しているかどうかを確認できます

 

つまり、猫の栄養学をしっかり学んでいれば、キャットフードでもウェット

フードでも手作り食でも、猫の心身と矛盾なく調和しているかどうかを自分で

しっかりと判断できるようになります。

 

食事というのは生きていく上でとても大きく大切な要素の一つです。

身体を作り上げ、お腹と心を満たし、エネルギーになります。

その大切な要素についてほとんど知識がないというのは一緒に生活する

家族としてどうでしょう…

 

猫と健やかに暮らしていきたいと願うのであれば

猫の栄養学を学ばずに猫と暮らすという選択肢はあり得ません。

 

それが猫の栄養学を学ぶ二つ目の理由です。

 

 

猫の栄養学を学ぶ2つの理由;

1. 氾濫する情報の真偽を判断するため

2. 猫の本質を理解し、身体に矛盾のない適切なごはんを判断するため

 

 

 


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